そもそものはじまりは、コングを買ってきたことからでした。

これがコング。
こうしたジャーキーを入れて、

ゴロンゴロンと転がすと、ジャーキーが横からこぼれ落ちて食べられるといった仕組み。

「ほら、やってみな」とスタート。
しかしコレは、「物をかじらない」「物に手をかけない」を守る男。ボールさえ口にくわえない(犬として、どうかと思う)。

「ご主人、どうしたらいいかわかりません……」
ということで、遊び方を教えながら、「こうすると食べられるんだよ」と。

コレ、果敢にトライ。鼻で押すだけだけれども。
押しているうちに部屋の隅まで行っちゃって、取れなくなったりして。

なんてやりながらジャーキーを20粒ほど食べたのでした。
すると、
翌日、大変な下痢。下痢ですむかと思ったのだけれど、夜には嘔吐。
なにせ血がいっしょに出るので、泡だった赤ワインみたいな嘔吐&トマトソースみたいな便。
こりゃあいかんと、夜間救急センターに駆け込む。
診断は急性腸炎とのこと(ご主人といっしょかよ)。
明くる日、かかりつけの動物病院に行く。レントゲンを撮ってもらう。
正常らしいので、薬をもらって帰る。
が、夜にまったく立てなくなる。ごはんも水も受けつけない。
嘔吐&下痢。
時間外だが、かかりつけの病院に行く。
待合室で四肢を投げ出して、横倒しになったまま目をつぶっている。
いまにも天に召されそう。
さすがにもう駄目だと思った。
エコーを撮り、血液検査をするが、異常は見当たらない。
原因不明で獣医さんも困惑&焦っていました。
輸滴してもらって、家に帰る。
立てないのに便意はあるらしく、一時間ごとに抱っこして外へ行き(20キロは重い)、カラ便。
抱っこをすると、どこが痛いのかわからないが、キュンキュンと鳴く。
こういうときは、悪いことばかり考える。
ロカに助けを求める。
光が見えたのは午前4時。
歩いた。自分でオシッコしている。ごはんを食べていないので力が出ないのか、足は上がらない。
ヨタヨタと夜の散歩コースを歩く。
6時に外へ連れて行くと、足取りがしっかりとしてくる。
やっと水を飲み、いつものドッグフードのペースト状のやつをちょっとだけ食べる。
朝一で病院へ。
上向きになっているので、ひと安心。
まだヨタヨタしているし、下痢は止まっていないが。
レントゲンでも、エコーでも、血液検査でも異常が見当たらないので、「ジャーキーによる極度の下痢」と診断するしかないとのこと。
僕が見ていないあいだに、なにか悪いものでも食べた可能性はあるが、それならそれで検査に引っかかりそうなものだが……。
また、大型犬だからジャーキー20粒くらいでここまで衰弱することはないはず、と獣医さん。
で、現在は元気、元気!
散歩で会った陸君やミストちゃんに、遊ぼうポーズ。
まだ軟便のくせに。
2キロも痩せたくせに(体重20キロで2キロはかなりのもの)。
食欲も戻ってきた。今日なんてさ、もっと食べさせろとアピール。
「ご主人、まだここにチキンがありますよ」

「駄目! それはロカのでしょ」

「ご主人の、けち」

「けち」
いじけています。
四日間にわたっての大騒動でした。
カメラの予定も、仕事のスケジュールも、友達との約束も、みんな吹っ飛ぶ。
諭吉が七人も旅立っていったよ(動物の夜間救急は法外だ)。
そして、諭吉七人の出費で、診断結果は極度の下痢と思わしきもの、とは……。
動物の病気やら変調やらはよくわからん。それが怖い。
まあ、なにより生きててよかった。。
で、コレは三途の川を渡らずにすんだのだけれど、ぼくは締め切りという名のデッドラインに足を踏み入れていたのでした(怖)
みなさんも、マイドッグ&キャッツの健康には気をつけて!
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