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2005/08/27

ミーハーレビュー3『リンダリンダリンダ』

 ブルーハーツが初めて耳に飛び込んできたのは中学生のときのことだ。ぼくの導火線に火が点いたのは、まさに彼らの歌詞のように中学生のころだったわけだ。

 それから十数年。ブルーハーツのライブに行ったことがあると言ったら、すでに社会人の男の子から、
「すごいっすね」
 と言われるほど時がたってしまった。

 だから、今回、高校の文化祭を舞台にして、いまの世代の女の子四人バンドが「リンダリンダ」を歌うという、この『リンダリンダリンダ』という映画で、大好きな歌がどんな扱いを受けているのかちょっと心配だった。だが、女の子たちが「気持ちいい!」とばかりに歌ってくれていたのでほんとよかった。そして、青春モノ好きのぼくにとって、すばらしい映画だった。

 バンドメンバーも魅力的だったなあ。ドラムの前田亜季は計算抜きで、上目遣いで男の子の様子を窺っちゃうような女の子。香椎由宇は高校という日常風景から浮いてしまうほどの美人だけど、そんなにはスタイルがよくなくて、怒るといちばんこわいが誰よりもやさしい。ギターの関根史織はそれを自分のスタイルとしてあえてそうしているのかどうかわからないが、覇気のない話し方がかわいらしい。

 そして、そして、なんといっても韓国からの留学生役を演じた韓国の至宝(そこまでいうか?)ペ・ドゥナがすばらしい。手足がひょろひょろと長くて、猫背でなで肩。ズレがコミカル。キャラクターとしてはマンガなんだけれど、彼女が演じるとキュートで血の通った女の子が出来上がっている。彼女のボーカルもよかったなあ。

 ぼくは地方の高校生モノって好きなんです。『白線流し』とか『ウォーターボーイズ』(このフィルムを持っていろんな高校中学を上映して回ったもんです)とか。それで、この『リンダリンダリンダ』も高崎のちょっとした郊外が舞台として出てきて、なんかいーなー、なんて思ってしまうわけです。

 やはり、山下敦弘監督はいいなー。甲本雅裕さんが先生役で出ていたのもご愛嬌。

 あ、彼女たちが実際に着た制服が展示してあったので、ケータイで撮ってみました。映画では、ドブネズミならぬヌレネズミで終わった制服です。

200508271750000

 一応断っておきますが、ぼくは制服フェチではありません。

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» 『リンダ リンダ リンダ』(映画館)★★★☆ [ととんとごぶさたしております。]
執筆中とか言いつつ、実態はもはや返済不能となった負債であり、 そんなものは余裕で [続きを読む]

受信: 2005/08/28 01:02

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